転職活動の流れを把握しておこう
看護師は需要が高い
看護師の転職活動は通常、以下の手順に従って行います。差異はありますが、期間は大体1～3カ月くらいです。看護師は転職市場でも需要が高いため、比較的早く新しい仕事が見つかるでしょう。
まずは条件を整理する
転職したい理由や仕事内容、給与、休日など、転職先に求める条件を整理しましょう。自分が何を望んでいるのか、漠然としたイメージしか持っていなくても大丈夫です。具体的な内容を少しずつ考えていきましょう。
実際に求人情報をチェックする
求人情報を見ることで自分が求めている条件や、その病院でどのような人物を必要としているのかを把握できます。
応募する
希望に合う求人や気になる求人を見つけたら、記載されている方法で応募します。好条件の求人ほど早く決まってしまうため、見つけたらすぐに応募するといいでしょう。
また、このタイミングで履歴書や職務経歴書などの応募書類も提出するので、あらかじめ準備しておいてください。
面接に行く
書類選考を通過したら次は面接です。志望理由やこれまで頑張ってきたこと、将来の目標など、面接でよく聞かれる質問に対しては事前に回答を用意しておくとスムーズです。
応募する病院の運営方針や理念に合致した回答ができれば高評価につながるので、なるべく事前に確認しておきましょう。また、スーツなど面接にふさわしい服装で行ったり、笑顔であいさつしたりなど、面接マナーにも気を配ると好印象を与えられます。
内定をもらった後
内定をもらったら必ず期限内に回答してください。連絡を受け取ってから3～5日以内に回答するのが一般的です。内定を承諾する場合は労働条件が希望通りなのか必ず確認してから回答するようにしましょう。
転職成功のコツ
転職を成功させたいなら、転職理由を明確にすることが大切です。転職に求める条件が曖昧だと、転職後に「イメージと違った」「前の職場のほうがよかった」と後悔してしまうからです。「給与アップ」「土日祝は休みたい」「患者さん中心の看護をしたい」「専門分野に特化したい」など、転職理由を明確にし、それに合った転職先を選びましょう。
また、条件は明確にするだけでなく優先順位をつけることも大切です。なぜなら、条件が多すぎるとマッチする求人が見つかりにくかったり、競争率が高くて内定がもらえなかったりするからです。希望条件に優先順位をつけることで、自分に合った転職先を選びやすくなり、転職活動もスムーズに進められます。
採用担当者は長く働いてくれる人材なのか、求める人物像にマッチした人材なのかを確認しています。したがって、病院のことを徹底的に調査し、理解している人を好む傾向があります。転職を成功させたいなら応募先の病院の運営方針や理念をよく理解し、自分の看護観と合致していることをアピールしましょう。
